作品情報
公開年: 2021監督: イリヤ・ナイシュラー
キャスト:
ボブ・オデンカーク（ハッチ・マンセル）
コニー・ニールセン（ベッカ）
RZA（ハリー・マンセル）
マイケル・アイアンサイド（エディー・ウイリアムズ）
クリストファー・ロイド（デイビッド・マンセル）
上映時間: 92分
あらすじ
ハッチ・マンセル（ボブ・オデンカーク）は、ごく普通の中年男性。毎日決まった時間に起き、コーヒーを飲み、職場と家を往復するだけの単調な生活を送っている。妻や子供たちからは少し距離を置かれ、どこか頼りない存在として扱われている。彼は特に目立つこともなく、近所でも「平凡な男」として知られている。。。とにかく予備知識はあまり入れないで勢いで観てほしいのですが、ハッチのダメさ加減を強いてご紹介します！（笑）
ゴミ出しもろくに出来ないんです。。。
ゴミ収集車が来るタイミングをいつも逃してしまうんです。家族からは少し距離を置かれていて、奥さんとの関係も冷めており、寝室すらも別。仕事に関しても義父の経営する工場に勤務しているが、これといって重要な役割を与えられている訳でもなく単調な毎日を過ごす。同僚や義父からも軽く扱われている。
至って普通、と言うよりはその少し下を行っているイメージですね。。。
強盗がきてしまうんです。。。
ある晩、ハッチの家に強盗が押し入る。武器を持った2人組が侵入し、ハッチは彼らと対峙してしまいます。ですが、ハッチは何も抵抗せず、ただ静かに見逃してしまいます。。。結果的に被害は軽微だった。しかし、この対応がハッチの評価を大きく変えてしまうんですね。
・息子は「なぜ戦わなかったのか？」と落胆し、父親としての威厳が失われる。
・妻は「もっと強い人だと思っていた」とさらに距離を感じてしまうように。
・近所の人々も、彼を"臆病な男"として見るようになる。
タイミングが悪く、ついてないとして言いようがない。周りの人からの評価も最悪に。どこか自分を見ているようで、とても応援したくなるんですね。。。
抑え込んできた"何かが"。。。
家族の信用、つまらない日常、そして、とても"大切なもの"を強盗に盗まれていたことに気づき、彼の中で抑えていた"何かが"爆発。これはなんとしても必ずとり返さないといけないと決心します！そんな時、帰宅途中のバスの中でとんでもない事件が。。。最後に
これ以上は言わない！ここからの展開は観てのお楽しみ！！（笑）冒頭にも言いましたが、予備知識を入れないで観た方が驚きは大きいと思います！勢いで観ることをおすすめします。爽快です！！
あとは、これをみて思ったんだけど、『つまらない仕事をしながらも、日々ストレスを抱えて過ごしているサラリーマンの諸君、この映画をきっかけに本来あるべき姿の自分を取り戻そうではないか！極力仕事はしたくないもんね！！』（←結局それかい！）
では、また！
