作品情報
公開年: 2021監督: スティーヴン・コスタンスキ
キャスト:
ニタ・ジョゼ・ハンナ(ミミ)
オーウェン・マイヤー(ルーク)
アダム・ブルックス(グレッグ)
アレクシス・ハンシー(スーザン)
マシュー・ニネバー(サイコ・ゴアマン=PG)
黒沢あすか(声:ウィッチマスター)
上映時間: 94分
※年齢制限あり:PG-12(配信版はサービスごとのレーティングに準ずる)
あらすじ
平凡な郊外の町で暮らす兄妹、ミミとルークは、ある日、庭で奇妙なクリスタルを掘り当てる。しかし、それは決して触れてはならない“クリスタル”だった。彼らがクリスタルを手にした瞬間、地下深くに閉じ込められていた邪悪なる破壊神が目覚めてしまう。全宇宙を恐怖に陥れた伝説の怪物――。その身体は漆黒に染まり、無数の命を吸い尽くした血の香りを纏っている。かつて銀河の文明を滅ぼし、無慈悲な支配を広げた怪人が復活してしまったのだった。。。
とんでもない怪人が復活しちゃったじゃん。"宇宙一の破壊神"だって?しかも地球で復活しちゃってるじゃん。大丈夫なのかよーー。と言うことで、今回はこの作品をご紹介します。
封印が解けてしまいまして、、、
宇宙を管理している人たち(宇宙人)が、集まっています。見た目もさまざまです。いろんな惑星から集められたようですね。なにやら、会議が開催されるようです。破壊神が復活したとのことで、皆さんとてもザワついておりますね。なんとなく既視感のある怪人たち。。。
『サイコ・ゴアマン』に登場する敵や仲間たちは、まさに「悪の組織の幹部」っぽいデザイン。例えば、血でできた魔法使い風の怪人や、人間のパーツをブロックのように組み替えられるクリーチャーなど、昭和・平成初期の特撮っぽい発想が光る。主要な怪人たちを一部ご紹介します。カソリス(カソリス・ザ・ドーントレス)
見た目岩石のようなゴツゴツした顔を持ち、体全体が錆びついた鎧のような装甲に覆われている。
頭には複数の角のような突起が生えており、目は深く落ち込んでいる。
右腕は巨大なクロー(爪)になっていて、敵を掴み潰すのに特化している。
特徴
かつてはPGの忠実な部下だったが、今は彼を裏切り、テンプラー側に寝返っている。
PGが封印されていた間に、宇宙の新たな秩序の中で地位を確立した野心家。
力は強いが、臆病な一面もあり、自分が不利だと感じるとすぐに逃げ出す。
デス・トラッパー
見た目全身がギロチンや回転ノコギリのような罠で構成された殺戮マシンのような怪人。
胸部には巨大な鉄の歯車があり、敵を内部に引きずり込んで粉砕する構造になっている。
顔は金属製の仮面に覆われており、瞳は赤く光る。
特徴
ゾーン・オブ・ザ・ナイトメアズの一員で、PGに仕えていた暗殺者。
生きたまま敵を捕らえ、体内の罠でゆっくりと切り刻んで殺すのが得意。
無慈悲で冷酷な性格だが、ミミの無茶ぶりには困惑していた。
最後はPGに裏切られ、残虐な方法で処刑される。
ウィッチマスター
見た目腐敗したミイラのような姿をしており、顔は包帯のような布で覆われている。
頭部には逆さまの十字架のような紋章が刻まれている。
両腕が異様に長く、指先から青白い魔法のエネルギーを放つ。
特徴
ゾーン・オブ・ザ・ナイトメアズの魔術師で、呪術や幻術を操る。
言葉遣いは丁寧だが、本性は極めて邪悪で、人間の精神を弄ぶのが趣味。
PGに忠誠を誓っていたが、最終的に裏切る。
PGの怒りを買い、身体をバラバラにされる悲惨な最期を迎える。
パンドラ(テンプラー陣営のリーダー)
見た目神聖な騎士のような白銀の装甲に身を包んでいる。
顔は冷たい仮面で覆われ、目の部分は青く光る。
背中には金属の羽のような装飾があり、天使のような神々しさを演出している。
両手には光の刃(エネルギーソード)を持ち、神の裁きを下す。
特徴
宇宙の秩序を守る「テンプラー」の戦士で、PGを完全に抹殺しようとしている。
見た目は正義のヒーローのようだが、実はPG以上に冷酷で独善的な存在。
「秩序のためならばどんな犠牲も厭わない」と考えており、人間をも軽視している。
PGとの最終決戦で激突するが、思わぬ形で敗北する。
頭部が巨大な脳みそのような形をしており、表面には無数の血管が走っている。
目はなく、代わりに光る神経パルスが脈打っている。
体はメカニカルな外骨格に覆われ、スピーカーのような装置が組み込まれている。
特徴
音波や精神波動を使って敵の脳を破壊する能力を持つ。
人間の思考を読んだり、幻覚を見せることも可能。
ゾーン・オブ・ザ・ナイトメアズの一員で、元々はPGの戦略参謀だった。
最終的にミミの影響で完全におかしくなり、敵味方関係なく混乱を引き起こしてしまう。
ワガママによって"宇宙一の破壊神"をいとも簡単に振り回す、そんな少女ミミが一番こわいのかも知れない。。。
あとは、時々描写がグロいシーンがあるので、苦手な人はご注意ください。
コッテコテのB級映画が観たいなーと思った時は、この記事を思い出してぜひ観てみて欲しいです。
では、また!
PGとの最終決戦で激突するが、思わぬ形で敗北する。
ブレイン・ブラスター
見た目頭部が巨大な脳みそのような形をしており、表面には無数の血管が走っている。
目はなく、代わりに光る神経パルスが脈打っている。
体はメカニカルな外骨格に覆われ、スピーカーのような装置が組み込まれている。
特徴
音波や精神波動を使って敵の脳を破壊する能力を持つ。
人間の思考を読んだり、幻覚を見せることも可能。
ゾーン・オブ・ザ・ナイトメアズの一員で、元々はPGの戦略参謀だった。
最終的にミミの影響で完全におかしくなり、敵味方関係なく混乱を引き起こしてしまう。
結局一番怖いのは。。。
冒頭に出てきた"クリスタル"、その力を使えばなんとPGを完全に支配できることに気づいたミミ。彼女は彼を“遊び相手”にすることを思い付く。彼は狂気に満ちたミミの命令により、屈辱的な地獄のような日々を送ることになる。。。ワガママによって"宇宙一の破壊神"をいとも簡単に振り回す、そんな少女ミミが一番こわいのかも知れない。。。
最後に
面白くなりそうな設定を盛り込みすぎて、ぶっ飛んだ世界観に仕上がっています!正直な話、内容はあまりありませんが(笑)、、、怪人たちのデザインが個人的にはとても好きで、低予算とは思えないなかなか良いクオリティなんです。昔の戦隊モノ、宇宙刑事に出てきそうな雰囲気も好感触。あとは、時々描写がグロいシーンがあるので、苦手な人はご注意ください。
コッテコテのB級映画が観たいなーと思った時は、この記事を思い出してぜひ観てみて欲しいです。
では、また!