作品情報
- 公開年：2015年
- 監督：リドリー・スコット
- キャスト：
マット・デイモン（マーク・ワトニー）
ジェシカ・チャステイン（メリッサ・ルイス船長）
クリステン・ウィグ（アニー・モンロー）
ジェフ・ダニエルズ（テディ・サンダース）
ジェフ・ワトニー（アレス3ミッション搭乗員） 他 - 上映時間：144分
あらすじ（※ネタバレなし）
近未来、人類は火星への有人探査「アレス計画」を進めていた。しかし、「アレス3」ミッション遂行中、予期せぬ巨大な砂嵐に遭遇。緊急離脱を余儀なくされる中、宇宙飛行士のマーク・ワトニーは激しい風に吹き飛ばされ、死亡したと判断されてしまう。
仲間は苦渋の決断の末、ワトニーを残して火星を離れる。だが、ワトニーは奇跡的に生きていた！
通信手段は途絶え、食料も酸素も限られた極限状態。火星に取り残され、完全にたった一人になってしまったワトニーは、持てる限りの科学知識と不屈の精神、そしてユーモアを武器に、この絶望的な状況を生き延びることを決意する。
一方、地球ではワトニーの生存が確認され、NASAは彼を救出するための壮大な計画を始動させる。全人類が火星の小さな一点に希望を託す中、ワトニーの孤独なサバイバルと地球からの救出作戦、そして宇宙空間を航行する仲間たちの葛藤が描かれる。
映画『オデッセイ』感想｜ここがスゴイ！見どころ3選
① 絶望的な状況をユーモアで乗り越える主人公
火星に一人ぼっちという、想像を絶する絶望的な状況。しかし、主人公マーク・ワトニーは決して希望を失いません。それどころか、時に自虐的とも言えるユーモアを交えながら、一つ一つ課題をクリアしていきます。「今日の作業ログ」として記録される彼の独白は、過酷な状況とのギャップで思わず笑いを誘う場面も。このポジティブな精神力と、それを演じるマット・デイモンの魅力が、観る者に勇気と感動を与えてくれます。ただのサバイバル映画ではない、人間ドラマとしての深さが光ります。
② 科学で困難に立ち向かうリアリティと知的興奮
本作の大きな魅力は、SFでありながら科学的な考証が非常に丁寧にされている点です。ワトニーが限られた資源で水を作り出し、ジャガイモを栽培し、通信手段を確保し、惑星間航行の軌道を計算するなど、困難を科学知識と ingenuity（創意工夫）で乗り越えていく過程がリアリティたっぷりに描かれます。これは単なるご都合主義ではなく、「実際にこうすれば生き残れるかもしれない」という説得力があり、知的興奮をかき立てられます。理系の方や知的好奇心旺盛な方にはたまらないはず！
③ 全人類が一体となる希望の物語
火星に取り残された一人の宇宙飛行士を救うため、地球上のNASAだけでなく、世界中の科学者やエンジニア、そしてかつての仲間たちがそれぞれの立場で協力し、不可能とも思えるミッションに挑みます。この「一人の命を救うために、全人類が希望を繋ぐ」という壮大なスケールと、そこに関わる人々のドラマが感動的です。ワトニーの孤独な戦いだけでなく、彼を救おうとする人々の奮闘も丁寧に描かれており、観る者を強く惹きつけます。
こんな人におすすめ！
- SF映画が好き（特に宇宙や火星が舞台の作品）
- 絶望的な状況でも希望を捨てない、勇気をもらえる物語が観たい
- 科学や宇宙開発に興味がある
- ユーモアのあるキャラクターや展開が好き
- 困難に立ち向かう人間の強さ、チームワークの重要性を感じたい
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映画『オデッセイ』まとめ
『オデッセイ』は、困難な状況でも決してユーモアを忘れず、科学的なアプローチで問題を解決していく主人公の姿が、観る者に大きな勇気と感動を与えてくれる作品です。絶望的な状況からのサバイバル、地球からの救出劇、そして人類の叡智を結集した挑戦と、エンターテイメントとしても非常に見応えがあります。観終わった後には、きっと前向きな気持ちになれるはずです。
SFファンはもちろん、困難に立ち向かう人間の強さや、希望をテーマにした物語が好きな方には、心からおすすめできる一本。ぜひAmazonプライムビデオで、マーク・ワトニーの驚異的なサバイバルを応援してください！
では、また！
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